個展【yoshiashi】に行ってきた。

 

今日、個展に行ってきた。

様々なアーティストさんとの出会いの場で、表現する上でのヒントを与えてくれる"個展"という1つの空間が好きである。そこで今日から、個展へ行った時に学んだこと、感じたことを記録していこうと思う。

 

 

今日はアーティスト、シゲマツさんの

京福岡巡回展【yoshiashi】に行ってきた。

@中央区薬院 gluee

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開放的で風通しがよく、いい感じに光が入り込み居心地のよい店内。実はこの個展を開いたシゲマツさんは福大商学部出身の先輩である。

 

少し時間があったので、学生時代のことやこの個展に至るまでの経緯を聞いてみた。

 

シゲマツさんは学生時代趣味としてイラストを書いていたという。卒業後専門で絵を学ぼうと思ったが、自分が学びたいものとは違うと感じ、フリーのイラストレーターとしてデザインフェスタなどに出展したり、SNSを中心に活動。この頃からTシャツ制作なども始めた。質感や大きさが種類によって全く異なるから、シャツのことも一から勉強したそう。今回の個展はクラウドファンディングによる支援もあり福岡と東京で開催することが決定した。

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作品一部↑

なぜ煙草を吸った女の子の絵を描いているのか聞いたところ、気持ちの沈みが感じられるから、と。こういう人間の暗い部分を感じられる作品はいいなぁ。

 

 

話の中で特に印象深かったのが

"1番ダサいのは、やってるけど何をやってるか分からないこと"

という言葉である。大学は時間があるからやれることをやっておいた方がいい。でも……からのこの言葉である。明確な目的があって初めて行動は意味を成す、と。だったらこの個展に行くという行為は、私の"何かを表現したい"という気持ちに繋がるようにちゃんと記録しておかないと。出会いの場を通してその"何か"を見つけたいと思った。私は何のために、誰のために表現をしたいのか、分かりたいと思った。

 

 

今日もまた素敵な出逢いができた。森田先生の紹介で来ました!と突撃した私に対して、丁寧に話を聞いてくださったシゲマツさん。話の中でよく"自分は運がいい"と仰っていたが、自ら決断し、行動されている結果なのだと思った。支援してくれた方々へ感謝の気持ちを忘れず、私に対しても謙虚な姿勢で居てくださった。アーティストを超えて、人としての在り方を学べた気がする。本当にありがとうございました。

 

前回の反省点も踏まえ、なぜ"why"という質問によって相手の答えをより深く導き出すことを意識してみた。良い質問ができたのかは分からないが、短い時間でシゲマツさんのことを結構知れたと思う。

 

次回はちゃんと頭の中を整理していくつか質問の柱を決めた上で、一方的ではなく自然な会話で、もっと学びのある時間にしよう。