後期、始まる

 

後期が始まった。

 

今年の夏休みはというと毎日何かしらの予定があり、ほとんどの時間を外で過ごしていた。毎日新しい出会いがあることは刺激的だったが、自分の中の何かが少しずつ摘み取られていくようで、心はなぜか不安定だった。私にとって充実というのは予定で埋まっていることではなく、誰とも会わない"余白の時間"が適度にあることだと知った。春休みはもっとこの余白を意識して、自分なりに充実した休みにしたい。

 

 

さて、ゼミ最初は自己紹介とミズノのグループ分けがあった。

 

自己紹介ではそれぞれの夏休みについて聞いた。みんな結構海外に行っていて、アクティブだなぁと思った。ミズノのグループ分けでは革、木、アパレルの3つで分かれることになった。私は最初「革かアパレルがいいなぁ」と直感で思ったのだが、そう思った人が多かったのか木を選んでいる人が全くいなかった。いないから仕方なくという訳ではなく、自分がしたい!と思わなかったものを敢えて選んでも良いかもなと思ったので、木にした。意外と木は身近なもので、考えるのが楽しいかもしれない。

 

 

そして、今回出された課題は「30分の行動観察」だ。

出されたのだが、"新しい絆創膏を考える"の時のように目的が設定されてないので、観察する場所や範囲はどうすればよいのかと非常に迷った。何か目的を設定しないと、行動観察はただの観察になってしまうのではないか。とか色々。

 

色々迷ったあげく選んだ場所は、はい、六本松蔦屋!自己紹介でも言ったが本当にこの場所が好きで、まさに私のサードプレイスなのである。故に周りをあまり気にしたことがなく、他の人はどう過ごしているのか気になったのでココにした。

 

 

9月23日(月)20:00~20:30

祝日ということもあり、いつもより騒がしく、人が多い。範囲は写真の通り、窓側、テーブル、ソファ、一番端の4箇所に分け、全体的な行動観察をすることにした。

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こんな感じに。。

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【考察】

窓側・・・圧倒的活動量、そしてメガネ率。グループはいない。周りが気になっている人はいない。仕事、勉強に活用している。平均滞在時間が長い。

 

→→完全なるパーソナルスペース。集中したい人。敏感な人?

 

テーブル・・・テーブルいっぱいにモノ(フード、本など)を広げている。回転率早い。本を替える回数が一番多い。声量が大きい。平均滞在時間が短い。

 

→→行動的、あまり周りが気にならない人?

 

ソファ・・・目的は本や仕事ではない。スマホを触ったり、喋ったり。ソファにしっかり腰をかけてリラックスした様子。

 

→→家のような感覚。普段あまり利用しない人?

 

私側(一番端)・・・なんだかソワソワしてる。落ち着きがない。周りをやたらと気にしてる。本→スマホ→パソコンの切り替えが早い。

 

→→窓側より敏感な人。後ろに人がいるのが嫌?

 

【疑問】

今回行動観察をする上で、性別は考慮すべきなのかなと思った。各場所で男女比率は大きく違ったのだが、それは私が外見で判断した性別であるだけで、実際のところ人によるかもしれない。例えばユーザーの潜在的なニーズを知りたい時、性別を意識して観察すると先入観もあり観察の妨げにもなったりするのかなと思ったりした。

 

【まとめ】

だいたい予想はついていたが、場所によってここまではっきりと用途や人に違いがあるとは思っていなかったので面白かった。なぜ六本松蔦屋は愛されて、いつも人で溢れているのかというと、人それぞれの"居心地の良さ"に合ったスペースを確保できる空間作りがされているからだと感じた。

 

しかし、30分は思ったより短い。1人で観るには範囲が広すぎて見逃したりだいたいで判断してしまっている部分がたくさんある。次回は目的を明確にして、観る範囲や行動数を予め決めておこうと思った。